AR作品展示イベントの実施

京都府内各地の風景や建物と融合したAR作品をまちなかで体験する「CREATIVE GARDEN KYOTO」を3/4(土)〜3/19(日)まで開催しました。

日時:令和5年3月4日(土)-19日(日)
※コアイベント(下記の日程は、クリエイターが現地にてアート体験をサポート)
・2023年3月4日(土) 11時〜13時 梅小路公園
・2023年3月4日(土)14時〜16時 京都国際マンガミュージアム
・2023年3月5日(日)14時〜16時 天橋立ビューランド
・2023年3月11日(土) 11時〜13時 ワコールスタディホール
・2023年3月11日(土)14時〜16時 ホテルアンテルーム京都

場所:梅小路公園、京都国際マンガミュージアム、天橋立ビューランド、ワコールスタディホール、京都タワー下交差点、ホテルアンテルーム京都

参加クリエイター

使用アプリ:STYLY

・岡田将充(OMD)/okada masamitsu(OMD)→ホテルアンテルーム京都

・あちゃぼっくす (Ske6)/Achabox (Ske6)さん→ワコールスタディホール、京都タワー下交差点

・Ryo Takegawa from xorium→京都国際マンガミュージアム

・コジーアンドダン+東野祥子/KOZYNDAN + YOKO HIGASHINO→天橋立ビューランド

・羅絲佳 <ラ・シカ>+ トーチカ/Sijia Luo +TOCHKA→梅小路公園

教育機関

使用アプリ:Mappn

・京都芸術大学、京都精華大学→烏丸通(京都駅⇄京都国際マンガミュージアム)

イベント協力:
天橋立総合事業株式会社、京都芸術大学、京都精華大学、京都国際マンガミュージアム、公益財団法人京都市都市緑化協会、ホテルアンテルーム京都、ワコールスタディホール京都

協賛:STYLY
主催、運営:京都府、株式会社 Skeleton Crew Studio
クリエイターサポート:トーチカ/TOCHKA

➀岡田将充(OMD)/okada masamitsu(OMD)→ホテルアンテルーム京都

岡田さんが普段から作成する奇妙なバランスで成立する3D静止画。今回はそれが巨大化することでまるで不思議の国のアリスの世界に入ったかのように錯覚する。場所もアンテルーム京都ということでアート鑑賞をできることが日常化されていることから来場者も自然にアート体験をおこなっている様子を伺えた。

②あちゃぼっくす (Ske6)/Achabox (Ske6)→ワコールスタディホール、京都タワー下交差点

 開発し、ファンの多い「ことだま日記」のキャラクターを配置し、鑑賞できるコンテンツである。シンプルに可愛いキャラクターたちが街や建物に出現することで世界が一変する。この作品を目当てに遠方からファンが訪問していることも場所とアートのコラボレーションで生まれることで訪問する新しい形態であると今回確信した。

ワコールスタディホール

京都タワー下交差点

③Ryo Takegawa from xorium→京都国際マンガミュージアム

 竹川さんが過去に作った『ちはやぶる』シリーズで今回はマンガミュージアムの中にいる精霊が建物から飛び出す作品となっている。また昨今話題のAIアートを使っていることも注目だ。洗練されたかっこいいビジュアルに目を奪われた。

④コジーアンドダン+東野祥子/KOZYNDAN + YOKO HIGASHINO→天橋立ビューランド

 うさぎと魚が融合したキャラクターであるバニーフィッシュが海中のゴミが合体し、融合したゴミ人間を食べて海を浄化する様子をアニメーションにした。雄大な自然が広がる天橋立の背景に可愛いバニーフィッシュが泳ぎ、社会問題化する環境破壊を知らず知らずのうちに体験できるようなコンテンツになっており、老若男女が楽しめるコンテンツだった。

⑤羅絲佳 <ラ・シカ>+ トーチカ/Sijia Luo +TOCHKA→梅小路公園

 公園内に置かれた路面電車の周りにラ・シカ自身の3Dモデルとトーチカの得意とするライトペイント風のアニメーションと融合させて作品が登場。作品内には同時に複数の場所で色々なアニメーションが展開している。矢印が刺された場所ごとに違ったアニメーションが流れており、移動しながら楽しむことができる。公園という色々な人々が訪れ、色々なことが同時に起こることを表現されている。

⑥京都芸術大学、京都精華大学→烏丸通(京都駅⇄京都国際マンガミュージアム)

学生作品は、クリエイターとは別のアプリケーションにより実現させた。

Mappnという同じく、ARアプリケーションを使い、通り沿いに多くの作品を展示し、まるで通りの道標のように作品を展示した。またその作品群を京都国際マンガミュージアムにリアル展示し、作品のスタート地点で作品網羅し、AR作品との連携を果たした。